人気きゅぽらん10周年

亜鉛合金製のきゅぽらん型文鎮

川口市のご当地ゆるきゃらとして親しまれている「きゅぽらん」が今年で生誕10周年を迎えました。

川口市のPRやイベントには、登場してみなさんを和ませてくれていますね。

10月7日・読売新聞朝刊(埼玉版)に「人気きゅぽらん10周年」の記事が載っていましたのでご紹介します。

注目した内容は、「鋳物のまち川口」として「川口鋳金工芸研究会」が亜鉛合金製のきゅぽらん型文鎮を量産しています。

製品開発に取り組んできた岸洋さんは、芝中田1丁目に在住で次のようにコメントしています。

岸洋さんは、「試作を繰り返して理想の金型にたどり着いた。きゅぽらんを通じて鋳物に触れるきっかけにしてもらいたい」と話しています。

まさに職人としての仕事に誇りを持ったお言葉ですね。

この「きゅぽらん型文鎮」は、来る市産品フェア2021(11月12~14日まで開催)http://kawaguchi-shisanhinfair2021.jp/に出展しますので是非 岸洋さんの作品をご覧下さい。

吉永小百合さん主演の映画「キューポラのある街」(1962年)が公開されて一躍「鋳物のまち川口」と称されて来ましたが現在は、鋳物工場の移転や廃業が多くなり少し寂しい気がしますね。

しかし鋳物職人さんの技と匠は、これからも残していける環境つくりが必要かと思います。