万年青学級・交通安全講座
9月18日(金) 午前10:00~ 万年青(おもと)学級 第3回講座が実施された。
1.講 座 名 交通安全講座
2.学習テーマ 自転車の交通事故防止
3.講 師 埼玉県 防犯・交通安全課 小越裕二 氏




1. 埼玉県内の交通事故情勢(昨年の状況と今年の特徴)
- 昨年の県内事故状況:
- 人身事故は15,577件(物損事故は約16万件)。
- 死亡者数は125人(全国ワースト4位)。うち自転車での死亡者は25人。
- 高齢者事故の割合:
- 死亡者の5割以上(64人)が高齢者。
- 高齢者の事故形態は「歩行中」「自転車乗車中」の順に多い。
- 今年の動向(9月16日時点):
- 死亡者数65人のうち、約半数の31人が高齢者。
2. 自転車乗車時の基本法規
- 原則: 自転車は「軽車両(車の仲間)」であり、車道の左側通行が原則。
- 歩道通行が認められる例外条件:
- 「普通自転車歩道通行可」の標識・表示がある場合。
- 13歳未満の子供、70歳以上の高齢者、身体の障害がある人。
- 道路工事や駐車車両が多いなど、車道通行が危険で「やむを得ない」場合。
- 歩道での走行方法:
- 歩道の中央から車道寄りを徐行し、歩行者を優先する。
- 一方通行路の走行:
- 「自転車を除く」「軽車両を除く」の補助標識がない場合は逆走禁止。
3. 交通反則通告制度(青切符制度)と自転車運転者講習
- 制度の概要:
- 16歳以上を対象に、自転車の軽微な交通違反に対して反則金の納付を通告する「青切符制度」が導入された。
- 警察官が現場で直接手渡しで現金徴収することはない(反則金は金融機関で納付するため、現場での現金徴収を騙る詐欺に注意)。
- 主な違反と反則金額:
- 携帯電話・スマホの使用・注視(ながら運転): 12,000円
- 遮断踏切立ち入り: 7,000円
- 信号無視、逆走(右側通行): 6,000円
- 一時不停止、無灯火、傘差し運転: 5,000円
- 並進、歩道での不徐行: 3,000円
- 危険・悪質な違反:
- 飲酒運転やひき逃げなどは「赤切符(刑事罰)」の対象となり、運転免許への行政点数加算や免許停止処分、前科がつく可能性がある。
- 自転車運転者講習制度:
- 3年以内に危険行為を2回以上繰り返すと、講習の受講命令が下る(無視した場合は5万円以下の罰金)。
4. 埼玉県からの重要なお知らせ・お願い
- ヘルメットの着用:
- 改正道交法により全年代で「努力義務化」。致死率は未着用時の約2倍になるため、頭部保護が極めて重要。
- 自転車保険への加入義務:
- 過去に約9,500万円の高額賠償命令が出た事例もあり、埼玉県では条例で加入を義務化。自動車保険の特約やTSマーク保険などの確認を推奨。
- モペット(ペダル付きバイク)の法改正:
- モーターで走行可能なペダル付きバイクは「原付」扱い。ナンバープレートや保安基準を満たさない走行は違法となる。
5. 次回講座の案内
- 日時: 10月16日(金)午前10:00~
- 内容: 健康講座「心と体がすっきり健康体操」(2階 多目的ホール)
- 持ち物・服装: 動きやすい服装、タオル、飲み物

