身近な水環境の全国一斉調査 が堅川で実施されました

令和4年6月11日(土)AM8:50〜11:00,全国一斉水質調査竪川編が実施されました。

大人4名に加え、男子中学生1名が参加に。

6月5日(日)の環境の日を中心に全国の主要河川や身近な川で水質調査が行われ、竪川はその一環として実施されたものです。

地元の水質調査専門家の方は水質の専門機器のテスターを用いて、別途竪川の上流から水質調査を行い、途中から合流くださいました。         

芝南公民館玄関に集合し、まずは公民館前の名前のない橋、産業道路の橋の2か所で採水します。

橋の上から採水器を投入し、竪川の水を汲み上げます。

公民館の駐輪場の一角で透視度計で透視度を測定します。

公民館前の名前のない橋のポイントは透視度が54センチ、産業道路の橋のポイントは透視度が52,5センチでした。

透視度を測定しながら、玄関を通られる公民館利用者の方々、通行される方々に「水質調査しているところで」とお話したら、「ご苦労様」「がんばってください」とお声がありました。

透視度測定後は、芝南公民館のお部屋をお借りして、COD(化学的酸素要求量)パックテスト試薬による水質検査を行いました。

ピンクなどの試薬の色の変化を見ながら測定したところ、公民館前の名前のない橋のポイントはCOD4,産業道路の橋のポイントはCOD4でした。

地元の水質専門家の方から多項目水質計による結果も紹介され、濁度が13〜20で注視はあまりするほどではなく、酸化した水の箇所、不純物のゴミなどは注視していくことが望まれるとのお話がありました。

昨年は7月3日(土)全国一斉水質調査竪川編が行われ、公民館前の名前のない橋のポイントは透視度35センチ、COD4,産業道路の橋のポイントは透視度19.5センチ、COD4でした。

CODの数値は変わりませんが、透視度は今年のほうが高くよく見えていました。

水質調査後の語らいでは、この全国一斉水質調査竪川編をもっと知っていただけ、広げていく工夫について話題となりました。

【参考】

身近な水環境の一斉調査 → https://www.japan-mizumap.org/