ワクチン1瓶から「7回接種」可能 新注射器も(2021年3月9日)

インスリン用の注射器を使ってコロナワクチンを1瓶から7回接種できると発表されたことについて進展です。河野規制改革担当大臣は「大いにやって頂きたい」と推奨する考えを示しました。

 8日、京都府の病院が1瓶から7回分のワクチンが接種できると発表したインスリン用の注射器。注射器の針元部分がないため残る薬液が減り、7回分の接種ができるといいます。これを河野大臣は推奨する考えを示しました。インスリン用の注射器を従来の使用者に影響のない範囲で調達を検討する考えを示しました。  

ただ、針の短いインスリン用の注射器は人によっては皮下脂肪の厚さで筋肉へ針が届かず、ワクチンの接種ができません。これに田村厚生労働大臣は・・・。  

田村厚生労働大臣:「(インスリン用注射器は)針が皮下注射で短い。脂肪が少なくて筋肉に届く人でないと使えない。宇治徳洲会病院でもエコーを使って調べている」  

宇治徳洲会病院では筋肉へ短い針が届くのか調べるため、皮下脂肪のエコー検査を行っていました。脂肪の厚さは手軽に用意できる皮下脂肪厚計でも測定できたといいます。  

そうしたなか、医療機器メーカーのテルモが1瓶で7回分の接種が可能な日本人の体形に合わせた注射器を開発しました。  

従来の皮下注射を想定したタイプに比べて針が3ミリほど長くなっていて、筋肉まで届く設計になっています。今月末にも量産体制が整い、生産を始める見通しです。

[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp​一部を表示

8日午前、成田空港には、最大でおよそ99万回分と、これまでで最も多い新型コロナウイルスのワクチンを載せた航空機の第4便が、到着しとのニュースがありましたね。

今回の新注射器も量産供給出来れば今までの遅れが少しでも前倒しで接種出来ればいいですね。

注)この記事は、コロナワクチン接種を推奨するものでなく、情報として発信しています。コロナワクチン接種あくまでも皆様の個人判断で実施するものです。